手取り11万円の貧困女子で貯金は可能か?
ネットサーフィンして気になった記事があったので紹介します。
収入11万、貯金10万円の貧困女子。貯金を増やすには? [お金の悩みを解決!マネープランクリニック] All About
要約すると
31歳女性(独身・実家住まい)が収入が月11万円でこの先やっていけるのか、という内容です。
①収入:11万3千円
給与:11万3千円
②支出:9万3千円
実家への生活費:1万円
国民年金:1万5千円
食費:2万500円
通信費:8千円
趣味娯楽:1万円
雑費:1万6千円(半分は家族へのプレゼント)
保険:1万3500円(終身5000円弱、がん4000円弱、医療5000円弱)
これで毎月2万円の貯金をしているようです。
この記事を書いてるファイナンシャルプランナーは医療費と雑費の家族へのプレゼントを見直すべきとのこと。
ここからが本題になりますが、なんちゃってファイナンシャルプランナーである私ならどうするかを以下に書いていきます。
まずは実家への生活費。
これが1万円で済んでいるのはかなりのラッキー。普通なら3~5万ほどかかります。これ以上下げてくれと家族に言うと追い出される可能性もあるので、この金額を呑みましょう。
次に国民年金。
2年分を前納すると年間で約2%の割引になります。月300円ほどの節約になります。ただし、ある程度まとまったお金がないとキツいので、ここも特に対策はなしで。
食費。これは2万500となってますが、実家のメリットを最享受するためにもここは間違いなくカットすべき。外食は減らし、昼飯は弁当を持参。外食含め月1万円にカットすることはそんなに難しいことではないはずです。
通信費。これもカット可能です。スマホ通信代は格安スマホにすれば月2、3000円ほどで可能です。
趣味娯楽はまぁこんなもんでしょう。
雑費。記事を作ったFPはこれをカットすべきと言ってますが、これをカットして家族の機嫌を損ねて実家への生活費の値段が上がっては元も子もないので、ここは維持で。とはいえ、月に8千円は使いすぎかと思うので5千円ほどでいいでしょう。
保険。記事作成者のFPと同意見でここはカットすべき。医療保険は収入の少なさから入る気持ちは分かるのですが、5000円は大きすぎます。独身なら月2000円の県民共済でも十分でしょう。がん保険は微妙なところですが、がん率の高さからも入りたくなる気持ちもわかります。これも県民共済の特約で月2000円の内容で十分でしょう。終身保険は生命保険料控除を考えれば貯金よりお得になるので、内容にもよりますが悪くはないでしょう。
これを実行することでプラス2万3千円の節約が可能になります。
トータル4万3千円、終身保険も加えれば5万円弱の貯金が可能になり、年間50万円以上の貯金ができます。老後の心配はこの額では心もとないかもしれませんが、20年つづければ1000万円の貯金額になります。年金を収め続けて老後もぬるく働き続ければ、いい悪くない生活ができるかと思います。